パイプカットは副作用もなく永久的な不妊手術としては最も優れた方法
のひとつです。
【Ⅰ】
将来もしかしたら、子供がほしくなった場合を考えて、切断した精管を
再結合して開通を可能にできるパイプカット。
【Ⅱ】
パイプカットした精管の再開通術を行っても正常な精子の流れが期待
できない方法。
※何れの方法でも精巣（睾丸）の機能に問題は残りません。
【Ⅰ】の方法のパイプカット法でも、再開通の可能性は低いようです。
そして、再開通できたとしても、妊娠率は落ちるとのことです。
くれぐれも、パイプカットは慎重に決断すべきですね。
また、ごく稀ではありますが、精管が自然に開通してしまうことがあります。
陰嚢（いんのう）は温度によって伸びたり縮んだりしています。
プールや風呂に入ったときなど気付いたことがあると思います。
この陰嚢の伸縮が精管の自然開通の一因になっています。
しかしこの再開通が起こりうるのは一年以内に限られるようです。
一年を過ぎて自然再開通が起こることはまずないようです。
将来精子の再開通を可能にした手術科（【Ⅰ】のパイプカット法）を行
った方には、一年後に精液検査を受けることをおすすめします。
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