パイプカットの代用されるモノとは?

パイプカットとは、精巣から前立腺に精子を運ぶ輸精管を一部結紮・切除することで、精液を無精子状態にして受精能力を失わせる事を目的にする男性避妊手術です。

つまり、射精は今まで通りできる(精液も外見は変わりがない)が、その中は無精子。


パイプカットのメリットは、

100%に近い避妊率とコンドームを着けなくてもよいことではないだろうか。

その一方、デメリットとして、再疎通術(元の状態に戻す)はかなり難しいらしい。

これがネックで、パイプカットをためらう方もかなり居るという。

そんな悩みに答える技術を開発した?グループがいる。

オーストラリア・アデレード大学電子工学部門でシステム工学を教える、アル−サラウィ教官のグループだ。

さて、そのパイプカットの代用とされるモノとは?


元々、アル−サラウィ教官のグループは身体に埋め込むマイクロマシンの研究をしていました。

そして、その応用として、輸精管内部に無線で開閉が出来る一種の弁を埋め込む事を提案している。

このバルブをON-OFFして、受精能力をコントロールする仕組み。

つまり、開閉で種あり、種なしを操作してしまうという画期的なアイデアだ。

まだまだ実用化には時間はかかるだろうが、期待はできるだろう。

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