女性パイプカットの副作用

女性パイプカット副作用

一般的な女性パイプカットの手術方法は、腹部を小さく切開して腹腔鏡を挿入し、腹腔内を観察しながら、卵管を切除して切除した端を縛るといった方法です。

電気メスを使って、卵管を切断したり、2〜3センチほどふさいだりして、卵子の通り道をふさぎます。

こういった女性パイプカット手術後の副作用は、とても少ないようです。
あるクリニックの調査によると女性パイプカット手術後は

切開部の皮膚の感染や便秘などの軽い合併症がみられた・・・約6%

出血や、膀胱、腸の穿孔などの重大な合併症が起きた・・・1%未満

パイプカット避妊手術を受けた女性が、その後10年間に妊娠する割合・・・約2%

これらの妊娠のうち約3分の1が、子宮外妊娠だったそうです。

また、その他の避妊手術方法として、卵管を切除したり封じる代わりに、プラスチック製のバンドやばねクリップなどの器具を使用する方法もあります。

こうした器具を使った場合は組織の損傷が少ないので、再吻合によって生殖能力を取り戻すことができたのは3/4程度とパイプカットにくらべてとても高いと言えます。

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