アメリカのパイプカット事情
パイプカット(避妊手術)とは、生殖能力を永久的になくす目的で行われる手術です。
アメリカでは、家族計画を行っている夫婦の約3分の1が、その方法としてパイプカットを選んでいるそうですから驚きですね。
パイプカットは基本的に、永久的な処置です。
切断した精管を再びつなげる再吻合(さいふんごう)術によって生殖能力を回復できることもありますが、成功率が低くなっています。
再吻合術後に妊娠する割合は、
男性のパイプカット手術では45〜60%
女性のパイプカット手術では50〜80%
という数字もでているようです。
日本では、ほとんど馴染みのないパイプカットですが、世界に於いてはパイプカットはメジャー手術のひとつといってよいのかもしれませんね。
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