「子供を作り過ぎ」の罪で収監
人口問題で、いち早くバースコントロール(産児制限)を法律化した国がある。
1972年、ネパールだ。
その時、日本からも無償で大量のコンドームを支給し、新聞、ラジオ、広報誌を通じて公布しました。
ラジオからは、毎日「結婚して子供を産む場合一人はどうしても必要。二人作れば充分。三人は多すぎる。
二人目が生まれたらパイプカットをするか、コンドームを使用して、みんなで産児制限しましょう。」という内容の音楽が何回も流れていたという。
それに、至る所に両親と子供二人の絵を描いた立て看板を立てて、全国民に少子化をアピールしいました。
このように、外国のほうが日本に比べパイプカットは認知されているようです。
日本でのパイプカットというと、バースコントロールよりもむしろ、パイプカットを、性生活をエンジョイするためのいち手段としてのイメージが強い。
さて、
問題の「子供を作り過ぎ」の罪で収監されたのは、そんな政策の真っ只中でした。
長女が生まれた後に、不運?にも双子が生まれてしまい、計3人となってしまい、これで収監となってしまったのだ。
いくら法律といえども、あまりにも情け容赦のない判決ではないだろうか。
結局、六ヶ月の科料となったそうです。
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