パイプカットしたら精子はどうなる?

パイプカットしたら精子はどうなる?

パイプカットとは「男」を断つことでもある。

パイプカットとは簡単に言えば男性側の永久避妊手術のこと。

医学用語で「精管結紮(けっさく)術」といいます。

精子の通り道である精管を切断し、切り離した端と端を糸で結紮(結ぶ)する極めて単純な方法で、通常、局所麻酔下で30分程度で行える外来手術です。

手術の直後は、精子が精のう腺という所に残っているため、10回ぐらいは避妊が必要です。

また、「パイプカットした後、精子はどうなるのか」という質問もよくあります。
睾丸で生産された精子は精子貧食細胞や抗精子抗体により殺されるため、心配ありません。

パイプカットでよく誤解されるのは、射精するときに射精ができない。

つまり「イケない」のでは?といった心配をされてパイプカットをあきらめたり、ためらったりしてしまう方もみえるようです。

パイプカットは、安全かつ、機能的に何の影響もない避妊法といってよいのではないでしょうか。

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